[恒星物理学] 静水圧平衡

重力と圧力勾配が釣り合った状態ではガスの巨視的な運動はなく、前項の(*)式

…(*)

となります。これは静水圧平衡(hydrostatic equilibrium)の式と呼ばれています。力学的タイムスケールの項で見るように、脈動星以外の恒星では、非常に良い近似で静水圧平衡が成り立っています。

理想気体の関係式を使い、静水圧平衡の式に粗い近似を使うと

…(#)

という関係が得られます。ここで添字のsは表面の量を表し、cは中心の量を表します。この関係は恒星が収縮して半径が小さくなると、内部温度が高くなることを表しています。

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